絶叫フライデー

【週刊 絶叫フライデー #03】『子どもとお化け屋敷の付き合い方』


こんにちは!
寒くなって参りましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回で第3回となりました絶叫フライデー、私HALがお送りします。

 
さて、前回の絶叫フライデーにて中野キューくんが子ども向けお化け屋敷についてを書いていましたが、今回は『子どもとお化け屋敷の付き合い方』を私なりに考えていきたいと思います。

 
皆様は、お化け屋敷がある遊園地等でこんな光景を見たことがあるでしょうか?

  • 嫌がっているのに家族(特に親)の手によって無理やり引きずり込まれる子ども
  • お化け屋敷から出てきて大泣きしている子ども
  • 怖くて泣いてしまった子をからかう家族

 
そう珍しい光景ではないかと思います。現に数か所の遊園地に勤務経験のある私は、何度も目にしてきました。

ホラーコンテンツ、その中でも自身がそのコンテンツの一部となれるお化け屋敷を愛する私にとって、この光景はとても残念な光景です。

何故ならば、この光景がお化け屋敷ファンを1人逃したことを表すからなのです。

大人でも怖がって入らないようなお化け屋敷に、入りたくない子どもを無理やり引きずり込んで何が楽しいのでしょうか。その子にとって、お化け屋敷が嫌なものという認識になり、トラウマになる子もいるかもしれません。

お台場にある台場怪奇学校の看板娘(?)岩子さんも「嫌がるお子さんを無理やり私に近づけないでね!!それは、イジメと一緒よ!!」とおっしゃるように、嫌な思いで体験したものを好きになるわけがないのです。

 
子どもが初めてお化け屋敷に入る時は決して強制ではなく、自分から勇気を出して入れるのが望ましいと考えています。

それこそ、前回のコラムで紹介させていただいたグリーンランドの『ドキドキお化け屋敷どろろん病院』のようなお化け屋敷なら、少しの勇気で制覇できるかもしれません。

子どもが勇気を出してお化け屋敷に入り、笑顔で「ちっとも怖くなかった!お化け屋敷って面白いね!」と言えた時、その子は確実に一つ成長しているはずです。

お化け屋敷という非日常での小さな冒険の中で得たものは、その子の自信に繋げることもできると考えています。

例えば、一人でトイレに行けなかった子に「お化け屋敷がちっとも怖くなかった○○君なら大丈夫!」と励ましてあげたら、すぐには実現できなくても、自分で行ってみようとする意志が芽生えるかもしれません。

勿論、子どもの成長はそう単純なものではないということは存じております。だからこそ、ただ怖い思いをさせるだけのコンテンツにしてはいけないのです。多感な子どもにお化け屋敷というトラウマを植え付けるという行為は、その子の可能性を潰すことにしかなりません。

お化け屋敷を通じて興味を持ったりするかもしれなかったものの中には、もしかしたら子どもの成長を手助けし、寄り添えるコンテンツがあるかもしれないのです。

 
子どもにとってのお化け屋敷は、その子の心の成長を手助けする存在であって欲しい。
そして、お化け屋敷と共に成長した子どもが、お化け屋敷ファンになってくれることを願っています。

 
( 執筆:HAL