USJ「ハロウィーン・ホラー・ナイト」

日本のハロウィンブームの火付け役!USJ『ハロウィーン・ホラー・ナイト』を体験!


こんにちは!こんさんです。

最近は寒い日が続いていますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

季節はすっかり秋です。そして秋といえばハロウィン!今やホラーイベントは夏のものだけではなく、絶叫マガジンでも紹介している通り、この季節、各地の遊園地が様々なハロウィン限定のホラーイベントを開催しています。

そして今回私が体験してきたのは、そんな日本のハロウィンブームの火付け役ともなった、大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンにて毎年大盛況の『ハロウィーン・ホラー・ナイト』です!

 
USJ「ハロウィーン・ホラー・ナイト」ホラーファンならずとも耳にしたことがあるであろう、このUSJの一大イベント。前述した通り日本におけるハロウィンブーム、特に「怖いハロウィン」の先駆けとなったイベントでもあります。

 
それまでどこか子供向けというイメージの強かったハロウィンというイベントでしたが、USJはパークに大量のゾンビを放ち、様々なホラー映画やゲームのアトラクションを開催するという徹底した「怖いハロウィン」を作り出し、若者を中心に多くの支持を集めました。

そしてそれを中心に全国各地でハロウィンにおけるホラーイベントやホラー風仮装が流行、ハロウィン市場も年々拡大し、今や子供だけでなく広い年齢が楽しめるイベントとなったのです。

 
そんな毎年大好評のホラーナイト。今年は9つのホラーコンテンツが開催されました。

元関西民のUSJファンである私としては1つ1つじっくり語りたいのは山々ですが…恐らくそうすると時間がいくらあっても足りなくなります(笑) ので今回は今年初登場&内容を一新した、注目の3つのホラーメイズをご紹介しようと思います!

 

迷路と化した屋外の森を突き進む!自ら脱出口を切り開く『デッドマンズ・フォレスト』

 
USJ「ハロウィーン・ホラー・ナイト」まずご紹介するのは今年初登場の新メイズ、『デッドマンズ・フォレスト~死の森からの脱出~』です!

こちらはお化け屋敷としては珍しい、屋外を歩くタイプのウォークスルーアトラクションです。

アトラクションストーリーは、化学薬品工場で事故が発生しウイルスが流出、工場近くの森はウイルスに汚染されそこにいた人々もゾンビと化してしまった。同じく工場内で事故に巻き込まれてしまったゲストはウイルスを除菌するため、ゾンビが徘徊する森の奥にある除菌室を目指す…というものです。

 
その名の通り森が舞台のアトラクションですが、なんとUSJのバックヤードに実際に大量の木を植えて、本当に森を作っています。さらに森には複数のルート分岐が存在していて、迷路のような構造となっています。

よってゲストは自らルートを選んで進まなくてはなりません。しかし森のあちこちにはゾンビが徘徊しており、分かれ道もそれぞれの道の入り口にいかにも凶暴そうなゾンビが陣取っています…

ゲスト達はそんなゾンビのすぐ横を通らねばなりません。「いつ何処から何が出てくるか分からない」お化け屋敷も怖いですが、「明らかにそこにヤバいのがいる!けど嫌でもそこを通るしかない」というのもそれはそれで怖いものです…

 
またUSJのホラーメイズは基本的に昼から営業しており、このデッドマンズフォレストも例外ではありません。

よって屋外メイズの性質上、明るい太陽の下を進んでいくという異色のお化け屋敷でもあります。

一見すると怖さが半減しそうですが、ゾンビもののお約束として、グロテスクな死体やクリーチャーがあちこちに登場するので、明るい空間でそれらをはっきりと直視する羽目になります。

人によってはこういったストレートな恐怖のほうが怖いという方も多いでしょう。

デッドマンズフォレストは「見せる恐怖」に重点を置いたお化け屋敷です。屋外だけあって屋内ではできないような派手な演出も多く、ショー要素の強いお化け屋敷だと感じました。

明るい時間帯に行けばゾンビの特殊メイクや死体の造形もじっくり見ることができるので、そういった物に興味がある人にもオススメです(笑)

 
USJ「ハロウィーン・ホラー・ナイト」

 

今年は内容一新!より長く、より凶暴になった『カルト・オブ・チャッキー』

 
USJ「ハロウィーン・ホラー・ナイト」続いてご紹介するのは『カルト・オブ・チャッキー ~チャッキーの狂気病棟~』です!

映画『チャイルド・プレイ』を元にしたこちらのアトラクション。2014年~2016年のホラーナイトではおもちゃ工場を舞台にした『チャッキーのホラーファクトリー』が開催していましたが、今年は内容を一新、今度は病院が舞台のホラーメイズとして生まれ変わりました!

今年の11月8日には映画最新作となる『チャイルド・プレイ~チャッキーの狂気病棟~』がリリース予定で、アトラクションもその映画最新作をベースにした内容となっております。

 
さて、今年のチャッキーですが…去年までと比べて、かなりスタイルを変えてきました。今年は一言で言うと、「日本のお化け屋敷スタイル」です。

勿論元となる映画は洋画なので世界観としては洋風ですが、お化け屋敷のスタイルとしてはジャパニーズホラーに近いスタイルのように思えました。見た目は洋風、中身は和風といったところです。

まず今年は元々広めのスペースに入り組んだ通路を作っているため、体験時間が長いです。

去年までのチャッキーも広い建物で開催していたのですが、「細い通路」よりも「広い部屋」が多く、1つの部屋で結構なスペースを使うため体験時間はあまり長くありませんでした。そしてその広い部屋を活かした派手な演出が多かったため、どちらかというと残酷描写も多い「見せる恐怖」に重点を置いた洋風のお化け屋敷でした。

しかし今年は去年以上に広いスペースに去年より細い通路を作っているため、体験時間が格段に長くなっています。同時に、体験時間が長くなったことで、ジャパニーズホラー特有の時間をかけて恐怖を与える「じわじわくる怖さ」がありました。

あまり細かく内容を話すとネタバレになってしまうのですが、今年は「中途半端な●●」が多かった印象です。それは例えば中途半端に見える、中途半端に開いている、中途半端に覗いている…といったもの。

お化け屋敷における中途半端な視覚情報は不安感を煽ります。そこに何かがいるのかいないのか…本当に出てくるのか出てこないのか… ダイレクトに見せるのとも、あえて何も見せないのとも違う、独特な不気味な雰囲気がありました。

 
そして何より今年は、チャッキーの登場シーンが非常に多いです。去年まで開催していた『ホラーファクトリー』ははっきり言ってチャッキーの登場シーンが少なく、チャッキーの手下(映画には登場しないオリジナルキャラ)のほうが登場シーンが多かったです。

正直なところ「これでチャッキーのお化け屋敷と言えるのか?」という思いがありました。しかし今年は違います。出し惜しみなくチャッキーが登場し、病院のあちこちで暴れ回ります。最初から最後までチャッキー尽くしの、映画ファンも満足のいく正真正銘のチャッキーのアトラクションでした。

 
USJ「ハロウィーン・ホラー・ナイト」

 

ネタバレ厳禁!あらゆる恐怖が詰まった規格外の最恐メイズ『トラウマ3』

 
USJ「ハロウィーン・ホラー・ナイト」最後にご紹介するのは、『トラウマ3 ~最悪監禁実験室~』です!

2015年に初めて開催されて以来、「体験前に誓約書を書かされる」「生きた虫を使う」などで話題になったトラウマですが…こちらのアトラクション、内容に関する一切のネタバレが禁止となっております!

勿論どんなお化け屋敷であろうとネタバレは厳禁ですが、このトラウマは体験前に誓約書を書かされるほどに情報規制を徹底しています。

よってこの記事で紹介できることも限られてきますが、皆さんにこの最恐メイズの魅力をお伝えできたらと思います。

 
USJ「ハロウィーン・ホラー・ナイト」毎年スタイルを変えているこの『トラウマ』ですが、今年のトラウマを一言で表すとすれば、「超総合お化け屋敷」です。

具体的に何があるかは言えませんが、お化け屋敷におけるあらゆる恐怖要素が35分という体験時間の中に凝縮されています。

ジャパニーズホラー特有のじわじわくる怖さ、洋ホラー特有の見せる怖さ、グロテスクさ、気持ち悪さ、ちょっとしたお笑い要素、ゲーム的要素…これ一つで複数のお化け屋敷を一気に体験したかのような、とても濃厚な時間を過ごせます。

次から次へと様々な刺激がやってきて、最後まで息をつく間がありません。そしてそれらは全て、トラウマが「強要型ホラーメイズ」と称される通り、実際にゲスト自身が実際に参加することになります。

通常お化け屋敷は演出を見るだけですが、トラウマはゲスト自身がその一部になるといっても過言ではありません。まさに、ホラー映画の登場人物になったかのような体験ができるのです。

 
USJ「ハロウィーン・ホラー・ナイト」

 

最後に

毎年新しい進化を遂げていく『ハロウィーン・ホラー・ナイト』。
来年以降も次々と新たなコンテンツを投入していくでしょう。

海外のホラーナイトでは、日本でもホラーファンには馴染み深くても一般知名度はあまり高くないホラー映画のアトラクションなども多く開催されています。

しかし最近のUSJは映画以外のコンテンツを積極的に取り入れています。ホラーナイトはUSJのシーズナルイベントの中でも映画色の強いイベントですが、日本でのホラー映画の認知度を考えると、今後日本独自の展開を見せるかもしれません。実際去年のホラーナイトでは「ジャパニーズホラーエリア」が誕生しました。どこか古風な雰囲気が魅力の和風ホラーも、USJならではの技術と演出が加われば、また違った姿を見せます。

今後も海外とは一味違う、USJだからこそできる日本ならではのホラーナイトの展開が楽しみです。